10の話

有教館の話

有教館の子どもたちには、南面の熟成者のかたがたと接する機会があります。
あるとき、子どもたちは紙で作った色とりどりの花を手渡しました。
「子どもさんたちに会えるのを、心から楽しみにしていたんですよ。
きょうは本当にありがとう」
熟成者のかたが本当に嬉しそうに受け取ってくださったとき、
その笑顔は心を込めるということの大切さを教えてくれました。
そして春休みも終わろうとしていたある日、私が話し合いをしていると、
突然、「せんせい!」と声がしました。
ふり向くと、それぞれのスタッフのうしろに、
手作りのプレゼントと手紙が置いてありました。
学童の子どもたちが話し合って、私たちに気づかれないように準備をしていたのです。
手作りのプレゼントは身のまわりにあるものを利用し、
よく考えて作ってありました。
手紙にも、ていねいな気持ちが込められていました。

有教館は、自分の身近にいる人を思いやり、気遣うことを、
子どもをとおして学んだり、伝えあったりできる大切な場所です。

→ 託児室 有教館(ゆうきょうかん)

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